大学教授にお世話になった際には、感謝の気持ちを伝えるためにお礼メールを送ります。
しかし、どのような内容を送ればいいかわからず悩む人も多いです。
本記事では、教授にお礼メールを送るときの書き方やマナーについてお伝えします。
文例もご紹介するのでぜひ参考にしてメールを作成してください。
大学教授へのメールを送るときのマナーは大きくわけて2つあります。
教授からの印象を良くするため、適当なメールを送らないように注意してください。
マナーを守って素直な気持ちを伝えましょう。
お礼の気持ちは素直に教授に伝えましょう。
目上の人に送るお礼メールは定型的な文面になりがちです。
しかし、決まり文句を書き記したメールを受け取っても、教授はきっと味気ない印象をもってしまいます。
お礼メールには具体的な出来事や自分の気持ちを記して温かみのある内容にしましょう。
メールはお礼したい出来事から24時間以内に送りましょう。
遅くなるほど教授に伝わる感謝の気持ちが薄れてしまいます。
会ったときは口頭で改めて感謝の気持ちを伝えましょう。
また、メールを送る時間帯にも注意する必要があります。
具体的には、教授の勤務時間である9時〜18時の間がふさわしい時間帯です。
メールの受信音がプライベートな時間を邪魔する可能性もあるため、深夜帯や早朝は避けるようにしましょう。
大学教授へ送るお礼メールの文例集を3つご紹介します。
お礼メールを送る際には何に対してのお礼なのかをはっきり記載する必要があります。
わかりやすくマナーを守ったメールを送りましょう。
件名:お食事のお礼(△△学部 △△)
○○先生
大変お世話になっております。△△学部3年△△です。
昨日はお忙しい中、親睦の食事会を設けていただきありがとうございました。
お会計の際にはお心遣いもいただき、改めて感謝申し上げます。
食事会の場では、○○先生の貴重な体験談を伺い、とても勉強になりました。
今後も何かとお世話をかけると存じますが、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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署名
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件名:論文の添削に対してのお礼(△△学部 △△)
○○先生
お世話になっております。△△学部の△△です。
本日はご多忙の中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。
○○の研究方法に思い悩んでおりましたが、先生のお言葉を頂戴し、今後の励みになりました。
早速、先生のご助言を実践し、論文の作成に取り掛かっております。
今後もご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。
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署名
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件名:在学中お世話になったお礼(△△学部・△△)
〇〇先生
いつもお世話になっております。
△△学部4年△△です。
このたびは研究室にて2年間ご指導いただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで、大学を卒業することになりました。
研究や課題でわからないことがあったり、思い悩んでしまったりした時に親身になってご教示いただいたことを忘れません。
新社会人として新しい環境に身を置きますが、先生からのお話や経験談を生かし、一人前の社会人になれるよう努力して参ります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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署名
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お礼メールは相手へ感謝を伝えるために送ります。
相手に失礼にならないよう、何度も読み返してから送信するのがおすすめです。
また、定型的な文面ではなく具体的なエピソードや気持ちを書くとより相手に気持ちが伝わるでしょう。
本記事を参考に、教授にマナーを守ったメールを作成してみてはいかがでしょうか。
また、心からの感謝を伝えるのであれば、メールよりも手書きの手紙の方が喜ばれます。
手書きの文字が苦手な場合は、代筆手書き屋までご依頼ください。