住所や電話番号を書いたり、領収書を発行したりするときなど、書く機会が意外と多い「数字」。
数字をきれいに書くためには書き方のコツを押さえるのが重要です。
本記事では、数字をきれいに書くためのポイントやマナーについてまとめました。
ぜひ本記事を読んで数字をきれいにかくための参考にしてください。
算用数字をきれいに書くためのポイントは大きく分けて3つあります。
算用数字は、手軽に書きやすいためクセが出やすいのが特徴です。
きれいに書くためのポイントをしっかり押さえて書けるようにしましょう。
数字をきれいに書くためには、しっかりと数字の書き順を守りましょう。
算用数字は、簡単だからこそクセが出やすいです。
正しい書き順で書けば、きれいで整った数字を書けます。
特に「0」「4」「5」「7」「9」は、自己流になりやすいので注意が必要です。
書き順を守って算用数字を書きましょう。
数字を書く際には傾きや上下の高さをそろえましょう。
数字の書き方には、「直立体」と「斜体」の2種類があります。
直立体は、垂直・水平を基準に形を整えて書くのが特徴です。
一方、斜体は約15度傾けて数字を書きます。斜体は、素早く書けるのがメリットです。
数字をきれいに書くためには、間隔や傾き、上下の高さを揃える必要があります。
算用数字をきれいに書くコツとして、余白を意識するのも重要です。
上部に3分の1程度の余白があると、訂正等もしやすくなります。
余白を意識して書けば、算用数字の高さも自然とそろうようになるでしょう。
ビジネス文書で数字を書く時のマナーは大きく分けて2つあります。
最近はパソコンが普及していますが、手書きの機会はまだ数多くあります。
数字を書く時に守るべきマナーをしっかり押さえましょう。
帳簿に数字を書く時には、枠の2分の1程度の高さで書きましょう。
このくらいの高さで書くと、数字がたくさん並んでいても読みにくさはほぼありません。
訂正するスペースも確保できるのでこの高さで書くのがおすすめです。
ミスをしてしまった場合は、訂正部に二重線を引いて訂正印を押しましょう。
ビジネス文書に書かれた数字を修正液を使って訂正するのはNGです。
ミスをした算用数字1つだけを訂正するのもマナー違反です。
訂正印を押せるようなスペースを空けて書くとよいでしょう。
「ハネ・トメ・ハライ」を丁寧に書き、書き順をしっかりと守るのが漢数字をきれいに書くコツです。
そして、算用数字の時と同様に、文字の傾きや文字の間隔、上下左右の位置を揃えます。
たとえば、「三」や「五」は3本の横線の間隔を同じ幅にするときれいな字を書けます。
漢字を書く際には少し右上がりにして書くとより整った字を書けるのでおすすめです。
数字は、書き順を守り、余白を意識して丁寧に書くときれいに書けます。
算用数字を書く機会はビジネスシーンだけでなく、手紙を書く際の住所や電話番号など生活の中に数多く存在します。
書くスピードが多少遅くても、読みやすく正しい字を書くよう心がけましょう。この記事を参考に、ぜひ数字を書く際のコツを掴んできれいに書いてください。
代筆手書き屋では、手紙の代筆だけではなく、あらゆる文字をさまざまな書き方でお書きしますので、手紙やビジネス文書などの際にご活用ください。