アポイントをとらずに企業訪問し、自社の商品を売り込む飛び込み営業。
飛び込み営業は本来マナー違反ですが、営業における基本ともいわれており、広く使われる方法でもあります。
今回は飛び込み営業で好印象を残すために守るべきマナーについてまとめました。
アポイントをとらない飛び込み営業は通常の営業よりもマナーに気を付ける必要があります。
この記事を読んで、飛び込み営業を成功させましょう。
飛び込み営業では必ずするべきマナーが3つあります。
飛び込み営業は本来マナー違反であるため、通常の営業よりも丁寧に行う必要があります。
相手に不快感を与えないよう、マナーをしっかり守って飛び込み営業に臨んでください。
突然のアポなし訪問は基本的にマナー違反です。
はじめにマナー違反の飛び込み営業をしている点について非礼を詫びましょう。
意外とできていない人が多いため、低姿勢を心がけてお詫びをしてください。
「突然お伺いさせていただき、申し訳ございません」とはっきり伝えます。
自分の名前、会社名を必ず名乗る必要があります。
また、訪問している目的も、簡潔に伝えるのが重要です。
「私、株式会社○○の○○と申します。本日は○○のサービスの件でお伺いさせていただきました」などと、相手に不信感をもたれないよう、自分が何者なのかをはっきりさせましょう。
また、この時、忘れずに受付の方にも名刺をわたして下さい。
飛び込み営業後、担当の方と名刺交換を行ったあとは、帰社後にメールでお礼の気持ちを伝えましょう。
「アフターフォローをしっかり行ってくれる人」と相手によい印象を与えられます。
できるだけ早めに送り、相手にしっかり覚えてもらいましょう。
飛び込み営業の際、守るべき訪問マナーが3つあります。
飛び込み営業に対しては、相手が良い印象をもっていないことを前提に考える必要があります。
少しでも良い印象を残せるよう、訪問するときの時間帯や態度についてのマナーをしっかり押さえましょう。
飛び込み営業をする際には、時間帯にも注意してください。
午前中なら始業時間から1時間が経過した時間帯、午後なら13時から15時までが良いでしょう。
逆にお昼休みや就業開始すぐ、終了直前の時間帯は避けるようにしてください。
休憩中に営業をされて、よいイメージを感じる人はいません。
また、就業開始すぐは、仕事を始めようという相手の気持ちを邪魔してしまう可能性があるので注意してください。
終了時間の近く、多くの人は「これで業務が終わって帰れる」と思って仕事をしています。
そんな中で飛び込みの営業をされたら気分が悪くなる人のほうが多いです。
「訪問されたら嫌だな」と思う時間帯の営業は避けましょう。
はじめに、受付でアポなし訪問について謝罪の言葉を伝えましょう。
次に会社名や部署名・名前、簡単な用件などを伝えます。
受付へのあいさつを終えてはじめて、取り次ぎを依頼しましょう。
飛び込み営業の場合は、担当者の名前もわかりません。
「ご担当者」「責任者様」という言葉を使い、取り次ぎを依頼します。
企業の受付で取り次いでもらえたとしても、立ち話でさっと終わるケースが多いです。
ただ次につなげるためにも、名刺交換は必ず行いましょう。
その後もセールストークではなく、訪問した目的を簡潔に話します。
相手にも迷惑がかかるので、数分で簡潔にまとめるとよいでしょう。
取り次いでもらえなかった場合は、速やかに退去します。
帰り際にパンフレットや名刺などを受付に渡し、担当者へ渡すように伝えるのは構いません。
粘らず速やかにお詫びをして退去した方が、相手からの印象もよいです。
迷惑行為は自身の会社の評判も下げる行為なので注意してください。
飛び込み営業に対し良い印象を持つ担当者はほとんどいません。
強引な勧誘を行うとさらに相手からの印象は悪くなります。
飛び込み営業をする際には節度ある誠実な対応が重要です。
一度は断られても、マナーを守っていれば別の機会に声をかけてもらえる可能性もあります。
飛び込み営業を行う際には、いつも以上に丁寧な対応を心がけてください。
今後、飛び込み営業をする場合には、ぜひ今回の記事を参考にマナーを守って臨んでください。
営業後のアフターフォローは、メールではなく手紙がおすすめです。
アフターフォローでのメールは多くの営業担当が行っているため、差別化につながりません。
手紙でのお礼は、丁寧な印象を与えられれます。
代筆手書き屋では手紙の文章作成から代筆まで行っていますので、ぜひ営業担当の方はご活用ください。