日頃のお礼を伝えたい時や、お世話になったお礼を伝える方法に「手紙」が挙げられます。
長文の手紙では大げさになりそうな時には簡単に手紙を書くのがおすすめです。
本記事では、簡単なお礼の手紙の書き方の例文とポイントをまとめました。
本記事を参考にぜひ気持ちが伝わるお礼の手紙を書いてみましょう。
簡単なお礼の手紙を書く時のポイントを3つご紹介します。
お礼の手紙を書くタイミングを逃してしまうとかえって失礼になります。
また、誤字脱字があっても相手に残念な印象を与えてしまうので気をつけましょう。
お礼の手紙を書く際には時機を逃さないようにしましょう。
遅くなってから届くと「今更手紙が来たのか」と、相手に失礼になってしまいます。
また、現在の相手の状況を考えてみましょう。相手が弔事の最中であったり、事故に遭ってしまって入院中であったりした場合には、その時機を避けて送るようにしましょう。
簡単な手紙でも良い相手なのかを一度考えてみましょう。
お礼の手紙で一番考えるべきなのは、相手の気持ちです。自分語りばかりにならないよう、気をつけましょう。
相手が目上の人である場合は、誤った敬語を使わないように特に注意しましょう。
手紙を書き終えたら、誤字脱字のチェックは必ず行いましょう。修正液を使わずに、はじめから書き直しましょう。
下書きをパソコンやスマートフォンなどで作っておくとミスが少ないです。
手紙は 「前文・主文・末文・後付け」の4つから構成されています。
この構成は、受け取った相手も読みやすい形式です。
この形式に沿えば、誰でも簡単に手紙を書けます。
①前文:「頭語(拝啓など)」の後に時候の挨拶を書きましょう。
②主文:手紙の本文を書きます。「贈り物へのお礼の言葉」などを述べましょう。
③末文:末文は「結びの挨拶」で文章を締めくくり、行末に「結語(敬具など)」を書きましょう。
④後付け:「日づけ」「署名」「宛名」の順で書きます。
簡単なお礼の手紙の例文を4つご紹介します。
簡単なお礼の手紙の書き方は相手によって異なります。
例文を参考にぜひ簡単なお礼の手紙を書いてみてください。
拝啓 新緑の候 お変わりなくお過ごしでしょうか。
先日は大変お世話になりありがとうございました。大変楽しいひと時を過ごすことができました。改めて感謝しております。
略儀ではございますが、お礼をお伝えしたくペンを摂りました。今後も変わらぬご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
季節の変わり目につき、どうかご自愛下さい。
敬具
○○年○月○日
○○○○(名前)
拝啓 晩冬の候
このたびはお心遣いを頂きありがとうございました。大変珍しいお品、大切に使わせて頂きます。
△△様も季節の変わり目につきご自愛ください。
ありがとうございました。
敬具
○○年○月○日
○○○○(名前)
拝啓 師走の候 △△様におかれましては益々ご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。
さてこのたびは美味しい品をお送り頂きありがとうございました。ありがたく家族全員でいただきます。
季節の変わり目ですのでどうかご自愛下さい。ありがとうございました。
敬具
○○年○月○日
○○○○(名前)
前略
先日は楽しい時間をありがとう。
体力が追いつかず、年齢を痛感したひとときでもあったね。
次回までに鍛えておきたいと思っています。
またぜひ会いましょう。
草々
○○年○月○日
○○○○(名前)
手紙は手間がかかりますが、その分相手に感謝の気持ちを伝えられます。
お礼内容を自分の言葉で具体的に述べることで、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
今回の記事を参考に、ぜひ相手を思いやる心を大切に感謝の手紙を書いてみてください。
また、「内容を考えることはできるけど、書くのが苦手」という方はぜひ代筆手書き屋にご相談ください。
想いのこもったお手紙を、理想の字で代筆します。