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退院のお礼マナーは?お礼状の例文

退院のお礼マナーは?お礼状の例文

心身ともにつらい、思わぬケガや病気での入院。

退院する時には、お世話になった病院のスタッフに、お礼をしたいと思う方は多いのではないでしょうか。

本記事ではお礼の品を渡すときのマナーや、お礼の手紙の書き方についてご紹介します。

  • ・退院のお礼を渡すときのマナー
  • ・退院後に渡すときはお礼状がおすすめ
  • ・お礼状の書き方

退院時にスタッフに感謝の気持ちを伝える際にぜひ参考にしてください。

退院のお礼を渡す時のマナー

退院のお礼を渡す時のマナー

退院のお礼を渡すときのマナーは大きく分けて3つあります。

  • ・お礼は手渡しする
  • ・忙しい時間帯を避ける
  • ・受け取らないときは無理強いしない

お礼を渡す時は直接感謝の気持ちを伝えるのがポイントです。

病棟の忙しい時間帯を避けたり、受け取りを無理強いしたりしないなど、相手の迷惑にならないよう注意しましょう。

お礼は手渡しする

お礼は手渡しするようにしましょう。

お礼は退院後に送る方もいますが、郵送すると送り返されてしまう可能性もあるようです。

また、物だけが届いて一番重要な感謝の気持ちを伝えられない場合もあります。

そのため、お礼の品は直接手渡しするのが良いでしょう。

忙しい時間帯を避ける

病院スタッフに渡す際には忙しい時間帯を避けるようにしましょう。

医師も看護師さんも毎日とても忙しいです。

ゆっくり話せない場合も多くあります。

そのため、お礼を渡す時はできるだけ忙しい時間帯を避けると良いでしょう。

受け取らない時は無理強いしない

お礼を受け取らない時は無理に渡さないようにしましょう。

退院のお礼をお断りしている病院は多いです。

トラブルを防ぐため「職員へのお心遣いは遠慮しております」という張り紙をしている病院もあります。

また、現金を受け取る病院はほとんどありません。逆に相手の負担になってしまいます。

どうしてもお礼をしたいという場合であっても、お礼を受け取ってもらえない可能性を念頭に置いて用意しましょう。

退院後に渡す時はお礼状がおすすめ

退院後に渡す時はお礼状がおすすめ

退院後に渡す時は、品物ではなく感謝の気持ちを書いたお礼状が良いでしょう。

退院後も術後の経過観察などで通院するケースも多いでしょう。

ただし、診察の時間は忙しかったり、お菓子の場合は他の患者さんの目についてしまったりする可能性があります。

そのため、退院後の場合はお礼状にするのがおすすめです。

お礼状の例文

お礼状の例文

治療やお世話をしてくれた病院スタッフへのお礼状へは、感謝の気持ちを素直に書きましょう。お礼状の例文を2つご紹介します。

定型文よりも、入院中に起きたエピソードや嬉しかったこと、サポートしてもらえたことなどを書いて、お礼の言葉を添えた方が、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

手紙の例文①

○○病院 ○○病棟の先生、看護師のみなさまへ

拝啓

ようやく寒さも和らいで、のどかな季節が近づいて参りました。

入院中は大変お世話になりました。

緊急入院した私に、先生や看護師さん、リハスタッフのみなさんが大変親身になって接してくださいました。

夜中のナースコールにもすぐに対応してくださり、本当に心強かったです。

おかげさまでこうして、退院することができました。

本当にありがとうございます。

季節の変わり目ですので、どうか皆さまお身体ご自愛ください。

敬具

○○年○○月○○日  ○○ ○○(名前)

手紙の例文②

拝啓

少し汗ばむ陽気に初夏の足音が聞こえてくるようです。

ご清栄のことと存じます。

事故による怪我で大変お世話になりました。

3か月という長い期間、不安だった私にとても親身に治療をして下さり

また私の心を気遣ってのお心遣いもいただきました。

○○先生や看護師さん、リハスタッフのおかげで順調に回復いたしました。

こうしてまた歩けるようになり、本当に感謝しております。

春から夏へと季節が変わる時期です。体調を崩されませぬようお祈り申し上げます。

書面でのお礼となり申し訳ありません。

この度は本当にありがとうございました。

敬具

○○年○○月○○日  ○○ ○○(名前)

お世話になったことへの感謝の気持ちを伝えましょう

お世話になったことへの感謝の気持ちを伝えましょう

お世話になった医師や看護師さんにお礼をする場合は、物にこだわるよりも丁寧に感謝の気持ちを伝えるのが重要です。

お世話になったからこそ相手の負担にならないような形でお礼を伝えられるようにしましょう。

また、お礼はメールよりも手書きの手紙の方が気持ちが伝わりますので、手紙もご検討ください。

手紙の文章や手書きなどで不安があれば、代筆手書き屋へご相談ください。