営業の訪問後に送るお礼メールは、自分や会社の印象に大きく影響を与えます。
どのように書けば相手に失礼にならず良い印象を与えられるのか悩む人も多いです。
本記事では営業の訪問後に送るお礼メールのポイントと例文をまとめました。
本記事を参考にぜひ営業後のお礼メールを作成しビジネスチャンスを広げてください。
お礼メールを書く時のポイントは大きく分けて3つあります。
お礼メールを送る際には内容だけではなく、送るタイミングや件名にも注意して送らなければなりません。
また、メールアドレスを登録するなどひと手間かけてから送ることでより相手に丁寧な印象を与えられます。ポイントをしっかりおさえてお礼メールを送りましょう。
営業訪問後のお礼メールは、できる限り当日、遅くとも翌日中には送りましょう。
翌朝にお客様がメールフォルダを確認する時間までに送るのがマナーです。
お礼メールが遅すぎると、相手に不信感を与えてしまいます。
お礼メールは早めに送り、相手に失礼のないようにしましょう。
お礼メールが確実に相手に認識されるように件名をわかりやすく書きましょう。
件名で要件が簡潔に伝わるようにするのが重要です。
【例】
相手が膨大なメールチェックを少しでも楽にできるよう、簡潔な件名にすると良いでしょう。
相手のメールアドレスをアドレス帳に登録してから送りましょう。
例えば相手のアドレスを「○○社 ○○部 ○○様」と登録します。
すると、アドレスの登録名は相手のメールボックス上でも表示されます。
メールアドレスで送られてくるよりも相手にも丁寧な印象を与えられるため、ぜひメールアドレスを登録してから送りましょう。
お礼メールの例文を3つご紹介します。
お礼メールの内容はシーンによって異なります。
どのシーンでも相手に良い印象を与えられるような文章を送りましょう。
契約後のお礼メールはお客様に安心感を与えます。
お客様の中には「他の会社の方がよかったかもしれない」と不安になる人も多いです。
お礼メールで責任を持って取り組む姿勢を見せると、お客様は安堵します。
お客様の不安を払拭するためにも、お礼メールは重要です。
【例文】
件名:【ご面談のお礼】株式会社○○ ○○です
株式会社○○
○○部 部長 ○○ ○○様
本日、○○(商品名)の件でご面談のお時間をいただきました、
株式会社○○の○○ ○○でございます。
この度は、ご多忙にもかかわらず
貴重なお時間を割いていただき、
誠にありがとうございました。
また、ご契約くださりましたこと、深く感謝申し上げます。
弊社の商品は、貴社が重要視されていらっしゃる
固定費削減にお役に立てると確信しております。
私も担当として、全力で貴社のお力添えをさせていただきます。
引き続き、宜しくお願い申し上げます。
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署名
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商談でお客様から「検討する」と言われた際には、必ずお礼メールを送りましょう。
「検討する」とは、商品を導入するメリットとデメリットを考えるということです。
ただ検討結果を待つだけではなく、お客様が慎重に判断できるよう、熱意や情報を伝えると印象を良くできるでしょう。
【例文】
件名:【ご面談のお礼】株式会社○○ ○○です
株式会社○○
○○部 部長 ○○ ○○様
本日、○○(商品名)の件でご面談のお時間をいただきました、
株式会社○○の○○ ○○でございます。
本日はご多忙にもかかわらず貴重なお時間を頂戴し、
誠にありがとうございます。
弊社商品のご導入についてご検討いただくなかで、
ご要望や不明点などございましたらお気軽にご相談くださいませ。
貴社の経営課題を解決するため、
お役に立つことができれば幸いでございます。
ご検討の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
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署名
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飛び込み営業で商談の時間を頂いたときは、相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
商談時に指摘や質問を受けて社に持ち帰ったときは、後日改めて回答する旨を記載し、次のアプローチに繋げます。
【例文】
件名:【ご面談のお礼】株式会社○○ ○○です
株式会社○○
○○部 部長 ○○ ○○様
本日、○○(商品名)の件でご面談のお時間をいただきました、
株式会社○○の○○ ○○でございます。
本日は、突然お伺いしたにも関わらず、
貴重な時間を割いてご提案をお聞きくださり、
本当にありがとうございました。
○○様にご指摘いただきました
更新の手数料に関しましては、社内で検討ののち、
できるだけ速やかにご返答致しますので
少々お時間を頂戴できますと幸いです。
精進して参りますので
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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署名
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営業後に送るお礼メールは、顧客との関係性を円滑にするために重要です。
お礼メールをおろそかにすると、案件が別の会社に移ってしまったり顧客とのトラブルが生じてしまったりする可能性があります。
お礼メールには、商談や打ち合わせの内容を反映させると相手の印象を大きく変えられるでしょう。
本記事を参考にぜひ、自分にしか書けないお礼メールを作成し、商談を成功させてください。
また、営業のメッセージはメールよりも手書きの手紙の方が好印象を与えられます。
代筆手書き屋では手紙の内容から代筆まで行っているので、ぜひご活用ください。