社内での飲み会や食事会の後には、上司にお礼を伝えて、改めてお礼のメールを送るのがマナーです。
本記事では、社内での飲み会や食事会の後に送る「お礼メール」のポイントや例文をまとめました。
ぜひ、本記事を参考にしてお礼メール作成時に役立ててください。
メールを送るときのポイントは大きく分けて4つあります。
お礼メールは内容だけでなく、送るスピードや送った後の対応も重要です。
しっかりポイントを押さえて相手に失礼がないようなお礼メールを送りましょう。
お礼のメールは翌日の午前中までに送ります。
できるだけ早い段階で送るように心がけましょう。
飲み会や食事会の直後に送るのが難しい場合は、「翌朝の午前中まで」には送るようにしてください。あまり遅いと失礼な印象を与えてしまうため注意が必要です。
翌日に早起きできない場合には、送信予約しておくとよいでしょう。
飲み会や食事会のお礼メールを送る場合、出席者全員に送りましょう。
「◯◯さんにはお礼メールがあったらしいが、自分には来なかった……」と思われてしまいます。
送信し忘れている人がいないかを確認してから送ってください。
お礼メールであっても絵文字や顔文字は使わないようにしてください。
絵文字や顔文字はくだけすぎた印象を与えてしまうため、失礼だと感じる人もいます。
親しみを込めたメールを送りたい場合は「!」を使用すると良いでしょう。
会社で会った時にもお礼を伝えるようにしましょう。
お礼メールを送ったとしても、直接会ったときに無視は厳禁です。
メールでお礼を伝えていても、会社で会った時には改めてお礼を伝えます。
出張などで時間が空いてしまった場合は、「ご無沙汰しています。先日の食事会ではありがとうございました」「お久しぶりです。先日の飲み会ではお世話になりました」などとお礼の前に一言付け加えると良いでしょう。
お礼メールの例文は3パターンに分けられます。
先輩や上司にご馳走になった場合、お礼メールでその件に触れないと失礼にあたります。
また、支払ってもらった金額によって文章を変える必要があるので注意してください。
全額支払ってもらった時は、「ご馳走さまでした」と伝えるだけではなく、「すっかり」「思いがけず」と書きましょう。
「奢ってもらうつもりではなかった」ニュアンスを含めた文章にします。
【例】
昨日はお忙しいところ、食事にお誘いくださって、ありがとうございました。
おすすめの魚料理が本当に美味しかったです。
そのうえ、思いがけずごちそうになってしまい、恐縮しております。
また、クレーム対応のお話、大変勉強になりました。
課長の経験談を思い出し、今後、適切な対応を取れるよう頑張ります。
ぜひ、今後ともおつきあいくださいますようお願いいたします。
多めに支払って下さったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
「すっかり」だと嫌味になるため、その表現は使いません。
【例】
昨晩は美味しいお酒をご馳走してくださり、本当にありがとうございました。
仕事やプライベートでの助言を頂けて、とても嬉しかったです。
特に、仕事の面では頂いたアドバイスをもとに、今後はさらに上を目指して精進して参ります。
ぜひ、また美味しいお酒とお話をご一緒できることを楽しみにしております。
割り勘だった場合は「貴重な時間を過ごせたこと」へのお礼を伝えましょう。
【例】
昨晩はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました。
とても貴重な時間を過ごすことができ、大変うれしく思っています。
部長に教えていただいた本ですが、今日さっそく本屋へ行って探してみようと思います。
読み終えたら感想をお伝えしますね。
ぜひまたお声掛けくださると嬉しいです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
飲み会や食事会の後は、円滑な関係性を作るためにも、お礼のメールを送るのが重要です。
社内の人に対してもビジネスマナーを守ったメールを送ることができれば、「マナーを守れている」と評価されるでしょう。
本記事を参考に、飲み方の後にはお礼メールを送り、円滑な人間関係を築いてください。
また、飲み会はもちろん、感謝の気持ちを伝えるには手紙もおすすめです。
とくに飲み会のお礼とあわせて大事なことを伝えたいときには手紙の方が良いでしょう。
代筆手書き屋では手紙の内容から代筆まで行っているので、ぜひご活用ください。