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ビジネスマナーで「不快」と感じた経験は?アンケート調査と合わせて紹介

ビジネスマナーで「不快」と感じた経験は?アンケート調査と合わせて紹介

仕事をするうえで避けては通れないのがビジネスマナー。

しかし、ビジネスマナーについて「不快」だと感じる人が多いです。

「自分はしっかりやっている」と思っていても、自分が気づいていなかったり、ふとしたときにしたりする行動が相手を不快にさせている可能性もあります。

今回は「不快」に感じるビジネスマナーについて行ったアンケート調査をまとめました。

  • ・ビジネスマナーについて「不快」と感じている人は約半数
  • ・必要とされていないビジネスマナー
  • ・ビジネスマナーの必要性に関するアンケート調査
  • ・ビジネスマナーの注意点

どんな内容が上位なのかをおさえて、相手を不快に感じさせないよう自身のビジネスマナーを振り返りましょう。

 

ビジネスマナーについて「不快」と感じている人は約半数

ビジネスマナーについて「不快」と感じている人は約半数

令和4年3月29日、日本能率協会(JMA)は「ビジネスパーソン1000人調査」【ビジネスマナー編】の結果を発表しました。

調査の対象は2021年12月14日~16日、20歳~69歳の正社員1,000名(男性684名、女性316名)です。
「ビジネスパーソン1000人調査」は、インターネットで実施されました。

調査より、ビジネスマナーについて不快と感じた経験が「ある」という人は48.3%で、全体の約半数を占める結果に。

また、不快な思いをした具体的なビジネスマナーは多い順に以下の通りです。

  • ・「言葉遣い・敬語の使い方」54.7%
  • ・「話し方・聞き方」51.3%
  • ・「あいさつ」41.4%
  • ・「電話対応」31.7%

不快に感じた内容として、「言葉遣い・敬語の使い方」(54.7%)、「話し方・聞き方」(51.3%)、「あいさつ」(41.4%)が上位にランクイン。

日常的にコミュニケーションをとる際のビジネスマナーの重要性が明らかになりました。

参考元:ビジネスパーソン調査_ビジネスマナー編 (jma-news.com)  

 

とくに不快だと感じたビジネスマナー【相手が社外】

【相手が社外】で特に不快だと感じたビジネスマナーは以下の通りです。

  • ・「会議や打ち合わせ中に携帯・スマートフォンをいじる」が73.1%、
  • ・「ビジネススーツにスニーカーを履いて他社訪問する」が55.0%、
  • ・「直前の遅刻・欠席についてメールやチャットツール等で連絡する」が52.6%

という結果になりました。 

参考元:ビジネスパーソン調査_ビジネスマナー編 (jma-news.com)

 

とくに不快だと感じたビジネスマナー【相手が社内】

【相手が社内】で特に不快だと感じたビジネスマナーは以下の通りです。

  • ・「会議や打ち合わせ中に携帯・スマートフォンをいじる」が68.6%、
  • ・「終業時間中に業務に関係のない一般の新聞やビジネス誌を読む」が53.1%、
  • ・「終業中に喫煙する」が51.6%

という結果になりました。

参考元:ビジネスパーソン調査_ビジネスマナー編 (jma-news.com)

社外・社内ともに「会議や打ち合わせ中に携帯・スマートフォンをいじる」で、ビジネスマナーで不快を感じる人が突出して多いです。

今やスマートフォンはビジネスにおいて必要不可欠。
しかし、会議や打ち合わせ中にどうしても使用する際には「失礼します」「スケジュールを確認したいのでスマホを確認してもよいでしょうか」などと声をかけたり、会議・打ち合わせ中はスマートフォンを使用しないようにしたり、配慮が必要であると明らかになりました。

 

必要とされていないビジネスマナー

必要とされていないビジネスマナー

「ビジネスマナーについて、それほど重要視する必要がないと思うもの」のアンケートでは、以下の結果となりました。

  • ・「名刺交換」…22.1%
  • ・「会議室・応接室での上座下座」…21.4%
  • ・「服装と身だしなみ」…17.7%
  • ・「あいさつ」…15.0%
  • ・「言葉遣い・敬語の使い方」…11.8%
  • ・「話し方・聞き方」…10.5%

参考元:ビジネスパーソン調査_ビジネスマナー編 (jma-news.com)

 1位・2位の「名刺交換」「上座下座」は、コロナ禍によってリモートワークが進み、オンラインでのコミュニケーションが増えたため、重要度が低下している可能性があります。

 

ビジネスマナーの必要性に関するアンケート調査

ビジネスマナーの必要性に関するアンケート調査

JMAではビジネスマナーの必要性についてのアンケート調査を行いました。

20~60代の男女別で「必要」「どちらかといえば必要」「あまり必要ではない」「必要ではない」の割合をみてみましょう。

 

ビジネスマナーを学ぶべきだと感じている人の割合

仕事をスムーズに進めるために、ビジネスマナーの必要性について尋ねたところ、全体では、8割超の方が「必要である」(「必要」「どちらかといえば必要」の合計)と回答しています。
特に50・60代男性、60代女性は9割以上です。

しかし、20代男性では65.5%と顕著に低い傾向が明らかとなりました。

20代男性は、ネットを中心とした親しいコミュニケーションが多いことから、外部に対する意識が低下している可能性があります。

参考元:ビジネスパーソン調査_ビジネスマナー編 (jma-news.com)

 

ビジネスマナーの注意点

ビジネスマナーの注意点

ビジネスマナーの注意点を2点ご紹介します。

  • ・ビジネスマナーの押し付けはしない
  • ・ビジネスマナーの本質を理解する

ビジネスマナーは変化しますが、どの時代にも必要です。
相手に不快感を与えないよう、ビジネスマナーの注意点をおさえましょう。

 

ビジネスマナーの押し付けはしない

ビジネスマナーは時代背景とともに変化するため、臨機応変に対応するのも重要です。

以前は、会話時にはマスクを外し、相手に自分の表情を見せるのが普通でした。
しかし、コロナ禍となった今はマスクをして一定の距離を保って会話をするのがマナーです。
マスク着用は時代背景とともに大きく変わったマナーのひとつといえるでしょう。

ビジネスマナーで相手を不快にさせないために必要なのは「昔から受け継がれているから」といった押し付けではありません。
「なぜこのビジネスマナーが重要なのか」を考えた上で、相手を思いやる気持ちをもつのが重要なのです。

 

ビジネスマナーの本質を理解する

ビジネスマナーの本質とは「相手を敬い思いやる気持ち」です。

ビジネスマナーの形式を覚えるだけでは、実際のビジネスシーンにおいて実践できるようにはなりません。
「なぜこの行動が必要なのか」を考えた上で、状況に応じた判断や行動が出来るようにするのが大切です。

ビジネスマナーの本質を理解し、不快ない気持ちにさせることなく相手と良い関係を築きましょう。

 

ビジネスマナーを見直してみましょう

ビジネスマナーは相手との関係を円滑にするために重要です。

しかし、社会情勢や価値観の変化とともに、求められるビジネスマナーを見直す必要があります。

たとえ形式が変化したとしても「相手を思いやる気持ち」を大切にするのがビジネスマナーの基本。相手に不快感を与えないよう臨機応変な対応を心がけましょう。

今回の記事を参考にビジネスマナーの重要性を再認識し、お互いに良好な関係を築いてください。

 

手紙はいつの時代も喜ばれる変わらないマナー

手紙

マナーは変化していきますが、いつの時代も変わらないのは「手紙」です。

謝罪をする時や感謝を伝える時、いつの時代も喜ばれます。

代筆手書き屋では、文章の作成から代筆まで行っていますので、ぜひビジネスシーンで言葉を伝える際に、お役立てください。