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履歴書の基本的な書き方とマナー

履歴書の基本的な書き方とマナー

就職活動をする際、企業に必ず提出しなければならない履歴書。

履歴書は採用担当者に自身の学歴や職歴を伝えるための重要なツールです。

採用担当者は履歴書や封筒の書き方も評価しています。

履歴書のマナーをしっかり守ることで、採用担当者からの印象を悪くせずに面接に臨めるでしょう。

今回は履歴書のマナーについてまとめました。

  • 履歴書の基本マナー
  • 履歴書の封筒のマナー

この記事を読んで、履歴書を書く際の基本マナーについて確認してから書き始めましょう。

 

履歴書の基本マナー

履歴書の基本マナー

履歴書を書く際の基本的なマナーは以下の5つです。

  • 履歴書のサイズ
  • ペンの種類
  • 暦の表記
  • 誤りがあった場合
  • 写真の選び方

採用担当者は履歴書の内容だけではなく、履歴書の書き方なども評価しています。

履歴書の基本的な選び方やミスがあった時の対応方法などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

履歴書のサイズ

A4サイズの履歴書を使用しましょう。

履歴書のサイズは、A4とB5の2つがあります。

B5サイズを選んでもマイナス点にはなりませんが、A4サイズの履歴書はB5サイズより自己PR欄や志望動機欄が広く、自己をアピールしやすく、かつ文章も読みやすいです。

履歴書は企業へ提出する初めての書類。

文章がみやすいほうが企業の第一印象は良くなります。

ぜひA4サイズの履歴書がおすすめです。

 

ペンの種類

履歴書を書く際には、赤や青などの色がついたペンではなく、黒インクのボールペンを使用しましょう。

公的な書類には黒インクのボールペンを使用するのがマナーです。

その際、水性ではなく油性のペンを使いましょう。

水性ペンの方が書きやすいと感じる方もいますが、履歴書が雨でぬれたり湿気でにじんだりする恐れもあります。

採用担当者の手元に履歴書が届く際にきれいな状態で届けられるよう、油性やゲルインクのペンを選ぶのがおすすめです。

また、文字を消したり書き換えたりできる鉛筆や消せるボールペンの使用は控えましょう。

履歴書は公的な文書なので消えないペンで書くのがビジネスマナーです。

  

暦の表記

履歴書には、日付や年月の記載欄があります。

指定がない場合は、西暦・和暦どちらで書いてもかまいません。

しかし、履歴書内では、必ずどちらかに統一しましょう。

仮に和暦で表記する際は、「S」「H」と略さずに「昭和」「平成」と必ず正式名称で記載してください。

経歴だけでなく、資格の取得年など履歴書上の全ての表記が統一されているかを最後に確認しましょう。

 

誤りがあった場合

手書きの履歴書を作成する場合、誤字・脱字が起こる可能性があります。

しかし、修正液や修正テープの使用は避けましょう。

履歴書は修正のきかない公的な書類です。

修正液や修正テープの使用、二重線での修正はせずに、新しく書き直してください。

採用担当者の評価を下げないよう、きれいな状態の履歴書を提出しましょう。

 

写真の選び方

履歴書に貼る写真のサイズは、縦4.0cm×横3.0cmが一般的です。

しかし、写真欄のサイズは履歴書により異なります。

履歴書にあったサイズを選ぶのが良いでしょう。

また、証明写真は3ヶ月以内に撮影した写真を選んでください。

最低でも6ヵ月以内に撮影した写真を使用するようにしましょう。

履歴書の証明写真は、自分の印象を決定する重要な要素。

証明写真は写真館やスタジオで撮るのがおすすめです。

 

履歴書の封筒のマナー

履歴書の封筒のマナー

履歴書の封筒で注意するマナーは以下の3つです。

  • 封筒の色
  • 添え状の書き方
  • 封筒の書き方

郵送で履歴書を送る場合には、封筒のマナーにも気を付けましょう。

色や書き方についてご紹介するのでぜひ参考にしてください。

 

封筒の色

封筒の色は、ビジネスで利用される「白色」「水色」のいずれかのものを選びましょう。

その中でも一般的なのは、「白」が好ましいです。

正式な書類で使われることが多いので、ビジネスマナーとしても良い印象を与えます。

茶封筒は、マナー違反ではありませんが、一般的に重要な書類を送る時は白封筒というイメージがあります。

中には、茶封筒=マナー違反という印象を持つ担当者もいるため、注意してください。

また、白封筒には茶封筒より破れにくく、ほかの郵便物と紛れにくいというメリットもあるので、履歴書の封筒は白色を使用しましょう。

 

添え状の書き方

履歴書を郵送する際には、一緒に「添え状」を同封しましょう。

添え状とは、「同封書類の概要」が書かれた書類を指します。

添え状はビジネスシーンでは欠かせない書類のため、忘れずに同封しましょう。

添え状は A4サイズ1枚にまとめるのが基本。

Wordで横書き、フォントは明朝体やゴシック体を使用するのが一般的です。

装飾などはせず、シンプルな書面で送りましょう。

履歴書を企業へ直接持参する場合には、添え状は必要ありません。

添え状は、履歴書を対面で渡せない場合に、あいさつ文や同封の書面の内容について伝える役割を果たします。

しかし、直接履歴書を渡す際にも添え状があるからといってマイナスの印象にはなりません。

もし添え状を封筒に入れてしまっても安心して採用担当に渡してください。

 

封筒の書き方

封筒の書き方については以下3つに分けてご紹介します。

  • 送付先は略さない
  • 表面に「履歴書在中」と朱書きする
  • 「〆」マークで封をする

履歴書を確実に採用担当に届けるためには、履歴書の封筒がほかの書類とまぎれないよう工夫する必要があります。

書類や封筒に失礼がないのはもちろんですが、相手に履歴書をわかりやすく示すのも重要です。

相手に失礼がなく、かつわかりやすい封筒の書き方をまとめましたのでぜひ参考にしてください。

 

送付先は略さない

封筒の表面に、相手企業の住所と送付先(部署や課など)を記載します。

住所は都道府県から書き、番地なども間違いがないよう正確に記入しましょう。

株式会社を「(株)」と略さず正式名称を書くのがマナーです。

また、送付先が「課」や「部署」の場合は最後に「御中」をつけ、採用担当者など個人の場合は、「様」をつけましょう。

 

表面に「履歴書在中」と朱書きする

封筒の左端に「履歴書在中」と朱書きし、四角く囲みます。

赤ボールペンで書いても専用のスタンプを使ってもかまいません。

職務経歴書など履歴書以外の書類も同封している場合は「応募書類在中」と書きましょう。

何の書類が入っているのかすぐにわかるので受け取った側もわかりやすいです。

ほかの書類とまぎれる可能性も低くなるでしょう。

 

「〆」マークで封をする

封筒に書類を入れたら閉じ口にのりをつけて、封をします。

その際、封の中央部分の閉じ口に「〆」マークを書きましょう。

「しっかりと封をした」という証明と、送付先に指定した以外の人間に開けられてしまうのを防ぐのが目的です。

書類を送る際のビジネスマナーですので、覚えておくとよいでしょう。

 

履歴書で面接を有利に進めましょう

履歴書で面接を有利に進めましょう

履歴書は学歴や職歴など自分のプロフィールを知ってもらうための重要なツール。

履歴書の基本マナーをしっかり押さえてから書きましょう。

また、文字は人を表すといいますが、読みにくい字や誤字・脱字があると印象が悪くなります。

採用担当者は、毎日何百もの履歴書を読むため、履歴書の文字は読みやすく丁寧に書きましょう。

今回の記事を参考に、ぜひ履歴書のマナーを守って企業面接に臨んでください。

代筆手書きでは、履歴書の文章作成から代筆まで行っていますので、ぜひご検討ください。